私が中学生の頃(1964〜67年頃)一斉を風靡したものがスロットレーシングカーでした。どうやったら速く走れるか、どうやったらかっこよくなるか、に真剣に取り組んだものです。

 現在のスロットカーは、いかに実車を忠実に再現するということがテーマになっています。もちろん1965〜66年頃も実車に忠実で美しい仕上げを争う、コンクール・ド・エレガンスと言う競技部門もありましたが、当時は、キットのスチロールボディでは試合をこなす事は難しく、マニアは徐々にボディ、シャーシ、あるいはモーターの巻き直し(ホルマル線等)、電池ブレーキなど自作したり、自分で調整したりと、それはだんだんとエスカレートしていきました。もちろん、日本モデルカー・レーシング連盟のレギレーション規定内で行なわれてはいましたが。

 私のホームサーキットは東中野の「中野スターレーン」というボーリング場の1階にあった「中野サーキット」で、A、Bの2コースがあって、25mコースは少年達、65mコースは大人が中心のスピードコースでした。65mコースは10秒位で回れば良かったと記憶しています。

「中野サーキット」ではありませんが、
当時はこんな感じでスピードを競っていました。

Amt製 コルベット スティングレー 1/25
Amt製 フォード ムスタング 1/25

タミヤ製 ダッジ チャージャー 1/24
シャーシ アルミダイカスト サイドワインダー FT-36仕様

COX製 フェラーリ #312 1/24
特徴のあるマグネシウムシャーシ

日模製 フェラーリ ♯156 1/24
東京プラモ製 クーパーF-1 1/32 ディフォルメが強い

日模製 フェラーリ #312 1/24
東京プラモ製 BMW507 1/32

タミヤ製 ポルシェ カレラ6 R/R 1/24 輸出用完成車
シャーシ ロータス等と同等

‘62フォード フォード販売店からデトロイトの顧客に送られた物
ロールスロイスのフライホール動力のもの

コグレ製   フォード ムスタング 1/24
シャーシうら側

ゴーセン製  チャパラル  1/24 ‘66

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